大型台風が東海～関東に向かっている。
遠く離れたこちら九州でさえ
その台風の影響かどんよりした空に強風が吹いている。
関東に住む長女たちのところはすでに大雨で家にこもっているらしい。
どうか大きな被害が出ませんように。。
★ ★ ★ ★ ★ ★
昨日は、無事に戦いは終わった。
（バリウムあとの下剤があんまり効かず、昨晩追加投入したら朝から爆撃うけてます）
すごく残念なのは、
家を出るときに自分で測定した血糖値が、
まさかの １２６ という、ありえない数字だったこと。（何も食べてないのに！）
（空腹時血糖値 １２５ 以上 ＋ Hba1c 6.5 以上で糖尿病が確定するのだ）
いったいどうしてこんなことに！
一年間がんばってきた私の日々は、水の泡かも？
泣いちゃうわ。
しかも、体重も昨年より2.6キロアップ。（おい）
腹囲は、心電図測定の時（メジャーで）測られるんだけど、
その係のおばさん。。。
『あら～増えてますね。体重も増えてるからね』
と、私の記録紙見ながらざんねんそうに言う。
めっちゃお腹へこませて挑んだのにダメだったか。。
すべての測定や診察の最後がバリウム地獄なんだけど、
今回は、
私の前に並んでた女性（推定52歳、体重80キロ）が気になりすぎて、
自分のことは飛んでしまった。
胃がん検診は外にある検診車に移動して受けるんだけど、
中には3人ずつ入ってるかんじ。
私の前の前のおじさんはチャチャチャとバリウム飲んで、
宇宙遊泳もぱっぱと済んでいた。
が、
私の前のその女性は
上着（病院の部屋着みたいな）のを着るのにもたついていて、
流れるようなプロセスを断ってしまった。
係のおじさんは、
撮影の人との絶妙なコンビネーションで、
撮影終わった人のフォローや、
バリウムをぴったりに作って、発泡剤と飲ませたり、
新しい人を呼びに行ったり、
上着を回収したり・・と、
寸分の狂いもなく回転させているのだが。
その女性、
最初に飲む炭酸？の粉と水を、
ものすごい時間をかけて飲んでいて、
（それって、ふつう一気に飲むものなのだけど）
係のおじさんも、
「もうちょっと早く飲まないと、ふくれて飲めなくなるよ」
と言いながら、見守っていたけど、
ほんとに、飲みながらもうゲップがでて、苦しそうに・・
なんか、だ、だいじょうぶ？？
何とか飲み終えたら、
今度はバリウム。
その女性、バリウムも、
一口づつ飲んでる？？？
見てたら、
ほんとに、苦しそうに、
一口づつ、一口づつ、ゆっくりゆっくり・・
おじさんも、
優しく励ましながら、
うん、いいよ、ゆっくりでいいよ、自分のペースでいいよ、って。
・・
いや、がんばって、一気に飲んだほうがラクだよ、
えいって、流し込んで！
って後ろから念を送ったけど通じず。
ほんとに、
永遠とも思われる時間をかけて女性はバリウムを飲み終えた。
で、宇宙遊泳開始したのだけど、
マイクの指示の声が丸きこえで。
「はい、右を下にして～」
「ちがう、反対．ちがう、～反対！」
「息を止めて、息を止めて！息を止めて！ってば！」
「動かないで！動いたら撮影できない！！動かないで！」
などなどなど、
聞いたことのない、撮影の係の人の叫び。
だ、大丈夫なのか。。。
普通より長くかかったと思われる撮影が終わって出てきた女性、
まるで幽霊みたいな、生気のない顔で、
顔色は、土色で、ふら～っと出てきました。
私はというと、
もう、何も考えず、
炭酸もバリウムも一気に飲み上げた。
ゆっくり飲むとあとがキツイから。
撮影も、指示をよく聞いてきびきび動いて、
まっさかさまの時も、耐えた。
撮影終わって、外で下剤と水のむところに、
その女性はまだいて放心状態で座っていた。
軽く会釈して、私は立ち去ったけど、
あの女性、初めてだったのかな。
トラウマになったかも。
と、私も人の心配できるような立場でもないんだけどね。
多分、結果は悪いと思う。
糖尿病、って診断されたらどうしよう。
仕事，クビになったりしないよね。
ただ、今回は、いろんな計測や診察を受けながら、
去年は50肩真っ最中で、
レントゲンの時腕が回せなかったり、
着替えに時間がかかったり、
宇宙遊泳では、体の向きを変えたりバーを握ることすら大変だったり、
すべてが痛みがともなっていたなあ
と
しみじみ思いだして、
今は、その痛みの恐怖から解放されていることに大きな喜びを感じた。
（血糖値は悪化してるかもだけど）
私は、
１年前の自分より絶対的に幸福なんだ、と。
健康診断おわったので、
夕食はハンバーグ。ポテトサラダ。ねかぶ。ビール。
ハンバーグといっても、半分は豆腐ですけどね。
左は禁断のチーズのってます。
付け合わせは茄子、舞茸、オクラ。
やっぱり野菜がいいね。
最後まで読んでくださってありがとうございました！
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