ダンナは60歳に定年退職したあと
雇用延長で同じ会社に65歳まで勤務した。
65歳以降はどうするのかなあ。。と傍観していたけど、
ぜんぜん仕事を探すふうでもなく、
引きつぎが忙しいとか、
送別会がいっぱいだったりとかで、
いつも以上に会社どっぷりになっていた。
ほんとならたっぷりある有給休暇を使って、
退職日の1か月前くらいに休みに入るんじゃ・・?
と思ってたけど、
たぶん、ダンナは会社人間で、会社の仲間も大好きで、
会社員生活に未練たっぷりなようで。。
できればまだまだその会社で働きたいようだった。
でも、もう65歳からの延長はない。
(今後70歳まで延長が検討されてるみたいだけど)
この先は、どうすんの?
ずっと前から、
『年金生活になったらおこづかいはゼロ。自分で稼ぐこと』
というのが約束だったので、働いてもらうしかない。
ダンナが言うには、
失業保険をもらえる間はちょっとゆっくりしたい。
失業保険が切れる前にアルバイト的な仕事を見つけるよ。
って。。。
失業保険、いくらもらえるのか気になるところ、
3つの分類があって、
1.自己都合退職の場合
2.会社都合退職の場合
3.その他の場合
ダンナの場合は
『定年退職や、更新予定のない有期雇用契約の満了等、自己都合でも会社都合でもなく、あらかじめ合意されていた事由により離職した場合』の3のその他にあたる。
もらえる日数は150日。
これが会社が急に経営不振で首を切られたんなら、
2の会社都合になって240日だったんだけど。
150日・・って、5か月か。
その間、失業保険が入ってくるなら、
ゆっくりするのもいいか。
おこづかいも給付があるあいだはそこから出すよ。
と、寛容な妻だったけど、
いろいろ調べていたら、
退職日によって失業保険はもらえないこともあると知る!
ふつう、
65歳で退職というと、
65歳の誕生日の前日が退職日になるらしいのだが、
それだと全く失業保険はもらえない。
誕生日の2日前以前を退職日にしないといけない。
っていう、
びっくりんこのルールがあるって、知ってました?
私はしりませんでした。
65歳以上の人は、失業保険は受け取れないという大原則。
代りに「高年齢求職者給付金」という一時金が支払われるのみ。
それも、現役時代のお給料の0.5か月~1.3か月ぶん1回のみ。
圧倒的に失業保険のほうがいい。
さっそくダンナに、
『退職日を誕生日の2日前にしてもらうよう総務に言って!』
というと、
どうやらちゃんとそのように総務の人も手続きしてくれてるよう。
60歳の退職と違って、
再雇用の退職日なんか会社にとってはどうでもいいので、
希望どうり誕生日の2日前に無事退職できた。
不安なら10日前とか1か月前を退職日にすれば・・
て思うかもですが、
退職日ってシビアなんだな、これが。
退職した月の給料は、その日数によって減額されるというね。
誕生日が31日とかなら2日減ってもあんまり変わらない。
でも、ダンナは月の半ばが誕生日で、それから2日引いたら、
働いた日数はわずかになり、
そのぶんの割合でお給料が支給されるんで、
ただでさえ激減してた再雇用の給与の半分以下しかなかった。。(涙)
と、無事に2日前に退職日を設定し、
ハローワークに行く気マンマンのダンナ。
離職票がとどいてから、はりきって行ったけど。。
説明会に参加して、いろいろわかったことは・・
給付金は、退職前の6か月のお給料の平均に料率をかけるもので、
新入社員並みの給料だったダンナの基本手当は超少ない。。残業ゼロだし。
(6か月の給料には通勤手当や残業手当も含まれるので遠距離通勤してる人はラッキー)
これから、月に一度ハローワークに通いながら、
その間に2度は求職活動をしなくてはいけない。
失業保険をもらいながらアルバイトはできない。(届けないといけない)
もし途中ですごく条件のいい仕事が見つかったら。。
失業保険とアルバイト料を天秤にかけて悩むんだろうな。
でも、気持ちとしては、
40年以上も払い続けた雇用保険料のモトを取りたいって気持ちもわかる。。
まあ、とりあえず、150日分はもらえるというのは安心だ。
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