日々思うこと 読んだ本

専願入試のしくみ

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よく1月~3月は「いく・にげる・さる」とかいって、

あっという間にすぎるよねって、

いつも過ぎた後で思うけど、

1月21日の今日の時点では、

 

まだ1月終わんないのかよ

 

っていうほど,モタモタと時が過ぎている。

一日はあっという間なのに、一週間が長い。

 

今日は、ここいらへんの私立高校の『専願入試』の日で、

通勤途中にある私立高校に

さまざまな制服の中学生がわらわらと向かっていた。

 

この専願入試というのは、

『この高校だけを受けますから合格させてください』

『はい、わかりました。必ずうちに入学してくださいね』

という、

「公立高校は無理。私立高校もほぼ無理。」な生徒と、

「すべりどめ受験者はいっぱいいるけど結局はほとんど公立高校に入学してしまうので、確実に入学する生徒を確保したい」私立高校の、

利害が一致したシステムなのである。

(ここいらへんではまだ公立高校上主義なんで(一部の超進学私立高校を除いて))

 

うちの近くのその高校は、

私が引っ越してきたころはまだ女子高校だった。

が、

ジモティーなママ友の話によると、

昔から『ばあちゃんが名前を聞いただけで眉をひそめ、女の子であそこにだけは・・・といわれるほどので底辺校』だったらしい。

 

が。

少子化の波による男女共学化が進み、

この高校も名前をまるっきり変えて男女共学にして生まれ変わりに成功した。

 

スーパー特進クラス(成績優秀者は授業料免除)や人気の情報科学科とか作り、

なんと国立大学への推薦枠も持ってたりして、

あれよあれよと生徒数が激増している。

(高校のランクとしてはまだ底辺なのだけど)

 

そして、この高校ではこの専願入試でえぐいほどの数の生徒を集めている。

つまり・・・

どんな学力でも、どんな素行でも、

名前さえかけていれば合格できるといわれているのだ。

 

実際、

掛け算もあやしい、アルファベットもまともに書けないような生徒も

この専願入試で合格して、

3年間通って、

そのあと提携してる大学に推薦でもぐりこむ。

 

この高校の先生って、大変だろうなあ。

どんな授業をするんだろうなあ。

と思うけど、

入学さえさせて授業料払ってくれるんなら、

どんな学力でもかまわないんだろうし、

中学と違って高校では素行の悪い子は退学にして追い払うことができるもんね。

 

電車の駅から歩いてその高校に向かう中学生の波に。

君たちはみんな、4月からあの高校の生徒になるんだね。

 

★ ★ ★ ★

 

この人の絵本 だいすき。(図書室にいっぱいある)

これって、実はたぶん大人向け。

 

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