前回、
人生のほとんどをシミに悩みながら過ごしたと書きましたが、
正確にいうと、
20歳までは肌に関してなんの悩みもなくすごした
といえます。
生まれた時から、
色白だったので、
幼いころから小学生中学生と、
「色が白いは七難かくすね」とよく言われました。
小学校3年生からずっと仲良しだったMちゃん
たまたま少し色黒だった(私は全然そうは思わなかったけど)
のか、
Mちゃんちに行くとMちゃんのお母さんに、
いつもいつもいつもいつも、
『バジルちゃんは色が白くていいわね~』
と、ほんとに耳にタコができるほど言われました。
でも、自分では何がいいのかわからず、
むしろMちゃんのほうが健康的でいいなと思っていました。
そういえば、私はよく
『顔色わるいね』とも言われていました。
てか、そんな、顔の色はいうほど白いわけでもなく。
よくほんとに真っ白な人で、
陽に当たっても真っ赤になるだけで黒く日焼けしない人いますが、
私は赤くなるけど、そのあとちゃんと黒くなるふつうの肌でした。
ただ、思春期になってもニキビも吹き出物もできないし、
肌は丈夫なんだなって思いこんでいました。
肌についてどうこう考えたこともなかったなあ。
今思うと、幸せだったんだ。
が、私のお肌に受難の時期がやってきました。
紫外線を浴びまくってこんがり焼けた高校3年間。
小学校時代もよく外で遊んでいたので
それなりに日焼けしてましたが、
高校生になってテニス部に入った私は、
夏になると、顔も手足もまっ黒に焼けていました。
当時・・今ほど紫外線に神経質ではなく、(気温も今ほど高くなかったと思うし)
部活動するのに『日焼け止め塗る』なんて発想自体なかったし。
ほんとに焼け放題。
今思えば、ほんとに無謀なおばかですけど、
当時は、
皆から
「わあ。まっ黒~」
「どっちが前かうしろかわからん」
「歯だけ白いね」
な~んて言われるのが、
おもしろいというか、
それだけ暑いなかよく練習した証しだし、
今まで色白と言われた反動からか、
むしろうれしかったりしましたね。
このころまで・・・
なんも考えずに日焼けなんかして、
それがそのあと大きな後悔の原因になるとも知らず、
とっても平和なお肌時代でした。