年末に読むために勤務先の図書室で借りていた本。
『十角館の殺人』
ちょっとづつちょっとづつ読み進めていたのだけど、
最初、めちゃ取っつきにくくて、
なにしろ登場人物(ミステリー倶楽部の大学生)の名前が、
みんな『アガサ』とか『エラリイ』とか外国人有名推理作家のあだ名で(日本人なのに)、
人物像が全然アタマに入ってこないのよ。
殺人が起こり始めてから、やっと面白くなって、
最後は、
えええええーっ
っという犯人に、
え、どうなってんの、と読み返したわ。
なに、このトリック。
んで、そのトリック的に、映像化は難しいはずなんだけど、
Huluでドラマ化されてたのよね。(漫画化も)
それが、なんと、
私が丁度読み終わったとき、
地上波で放送があったらしい。
といっても関東圏だけで、こちらではなかったんだけど、
そこはTeverさまが、すぐさま配信してくださったのよ。(まだ数話だけど)
なんという奇跡みたいなタイミングじゃ。
正月からうれしいぞ。
もう犯人がわかっててトリックもわかってて、一体どうなってるのかを確認したい一心で視聴したんだけど、
びっくりするくらい、設定もセリフも、原作に忠実で、かなり良いと思う。
キャストも、なるほど〰️❢と、違和感ない。
すごいな。
かなり有名な古い作品で、
『読むべきミステリー10』とかにいつも入ってるんで気になってたんだよね。
舞台が大分の別府あたりなのも、
去年行ったばかりで親近感あるし。
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この作者の『館』シリーズ、読んでみようかな。
てか、今どきは文庫本でも1000円近いのね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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