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くじ運が悪くてよかった話

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朝起きたら、昨日以上にどっさりの雪が降り積もっておった。。

週末でよかった。

☝家の庭。新聞取りに行くのも一苦労。

しかし、コロナが急拡大し始めての三連休。

考えてみたら、この大雪でみんな家にこもるだろうから、

ちょっと沈静化・・・するんじゃないかな。・・・したらいいな。

 

ずっと家にこもるつもりだったけど、

夕方ダンナが「刺身食べたい」と言い出して、

いっしょにスーパーに買いに行った。(ダンナのお支払いなので)

 

わが家から道路を渡ったところにあるスーパーは、

ほんと徒歩1分?てかんじ。

しかも24時間営業で、魚の品質がすごくいいので助かっている。

 

雪がすごかったので長くつをはいてゆっくり歩いて行った。

 

三種類の刺身をゲットしてワクワクしながら帰る。

今日は日本酒のもう。

スーパーに近いことに心から感謝した。

 

じつは、私たちは今の家を購入するまでに、

同じ団地内で何度も抽選に外れて、

1年近くかかってやっと手に入れたのだ。

その頃はすごく金利も高かったのに。。。

 

特に最初のころ応募した家は倍率50倍とかもあったので、

まあ当たるほうが珍しいとおもうけど、

最後のほうは3倍とか2倍でもはずれた。

当時住宅金融公庫の積み立てしてたので抽選の優遇されてるはずなのに。

 

当時分譲中の大型団地で、

「15期」「16期」「17期」。。。とか、

1か月ごとくらいに10軒くらいづつ販売される。

(まだ建ってなくて図面上だけ見て申し込む.一期につき1軒しか申し込めない)

 

毎月毎月何度も何度も申し込んで、

そのたびにはずれて・・・

で、

今の家は、2倍でもはずれたのだが、

当たった人が辞退して他の家にしたので回ってきたという経緯。

くじ運の悪さは相当で、

途中何度もあきらめかけたものだ。

 

でも、今25年も住んでみて、

この家は「残り物には福がある」の言葉がぴったりだ。

 

じつははずれ続けた家たちは、

今なら絶対申し込まないと思うものばかり。

 

最初のころ申し込んだ高倍率の家はどれも団地の中の小高い丘の上にある。

街並みもきれいで美観地区にも指定されていて、人気の区画だったのだ。

 

今となってみては、全く魅力ない。

 

駅も遠いし、なにより「坂が急すぎる」ので、こんな雪の日はとても歩くこともできない。

何年か前の大雨で丘の斜面が土砂崩れをおこして、近隣の家も危なかった。

今も修復と補強工事がつづいている。

スーパーの前からずっと続く長い坂道(凍結してる)を見ながら、

改めてあの丘の上に住まなくてよかったとおもった。

 

さらに抽選にはずれたほかの平地の家たちも、

住んでみてわかったけど、

駅への抜け道に面しているせいで、

平日は家の前の道がものすごい車の量で危ないし、車庫入れも大変な状況だった。

(家を見に行くのはだいたい休日なので静かでいいところだと思ってた)

あの家に住んでたら、けっこうストレスだったろうな。

 

今の家の道路は、

居住者か宅配業者くらいしか通らないのでとても平和。

子どもたちは安心して家の前で遊べたし公園もすぐ横にある。

日当たりは抜群にいいし、

このスーパーに近いのも最高だよ~。

ちょっと豆腐だけ買いにもすぐいける。

 

ダンナと、

「私らくじ運悪くてよかったねえ」

「あの家もあの家もあの家も、はずれてよかったねえ」

「今の家最高じゃね」(雪の中でもお刺身買いに行けて)

と、話しながら帰った。

 

年末年始に食費を使いすぎたので、

しばらくは冷蔵庫の整理をしながらつつましく暮らしていたので、

久しぶりのお刺身はおいしかった。

ダンナのおごりなのでよけい美味しかった。

 

そうだ。

食費を〆たので考察しなくては。

 

 

 

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